宅建試験前日はどう過ごす?当日をベストな状態で迎えるためにできること

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こんにちは、宅建講師の大野翠です。
いよいよ宅建試験本番が近づいてきました。緊張していない人は少ないと思いますが、緊張しすぎるのも心配です。

そこで今回は、宅建試験前日の過ごし方について紹介します。前日をより穏やかに過ごせるように、直前期の今からできることについてもアドバイスしていきます。どうぞ参考になさってください。

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宅建前日は体と頭を休めることを優先しよう

試験前日は、緊張のあまり何をしてよいかわからなくなる人がほとんどです。また、その状態で普段通り勉強しようとしても、全てが気になって仕方なく、ほぼ頭に入らないでしょう。

これを見越して、宅建受験対策は本番前々日の金曜日までに全て終わらせるようにしておきましょう。

体を休めることで、頭も休まります。少し横になったり、外の天気がよさそうなら気分転換にウォーキングなども良いですね。体の緊張をほぐし、リラックスして過ごしましょう。

前日や当日の飲食について

試験に勝つ!というゲン担ぎから、かつ丼やトンカツなどを食べる人も少なくないでしょう。普段飲まない栄養ドリンクやサプリメントを、本番に向けて摂取することもあるかもしれません。

これは本当に難しい問題ですが、体調に影響するようであればやめたほうが良いでしょう。緊張から胃腸の調子を崩すことも想定されますし、何よりも普段飲食しないものを大事な日の前に摂るのは若干のリスクが伴います。

どうしても自分の好きなものを好きなだけ食べたい!という場合には、せめて前日の夕食ではなく昼食にしてみると良いかもしれません。

かといって、前日や当日に飲まず食わずなのもよくありません。頭や体の疲れを取るためには適度な栄養が必要です。特に糖分は、脳の疲労回復に効果があるといわれています。そこで、持ち歩きやすいラムネ菓子はひとつ持っておくと安心かもしれませんね。

飲み物についてですが、コーヒーや緑茶など利尿作用の高い飲み物は少なくとも当日は控えると安心です。トイレが近くなると気分も途切れがちになりますし、試験中のトイレは自由に使えません。水や白湯が無難なところでしょう。

ハーブティなどでリラックスしたいという人は、前日までに当日飲むハーブティを飲んで体調の変化を確認しておくと安心です。少なくとも試験当日に口にするのは、初めて飲食する物ではない「いつも通り」が良いですね。

前日には問題を解くのではなく最終チェックをしよう

試験前日に問題を解くのはおすすめしません。前述したとおり、頭と体を休めてリラックスすることを優先したいからです。

前日までにしっかりリラックスしておくと、より本番でベストパフォーマンスを発揮しやすくなります。寝不足や体調不良の影響で、普段間違えないような箇所を落とすことはよくありません。

数字や要件の最終チェックを徹底しよう

では前日には何をしたらよいのかというと、自分で書いた「間違いノート」を読み返したり、テーマごとのまとめを確認することをおすすめします。

特に宅建業法や法令上の制限、税の部分の数字は一通りチェックしましょう。たとえば、2週間なのか1週間なのか、5日なのか7日なのか。試験前日までに、各テーマの全体的なイメージは出来ているはずです。そのため、あくまでも前日は数字や要件の最終チェックのみ行うようにしましょう。

問題演習でインプットとアウトプットを繰り返すのではなく、これまでに知識を定着させてきた箇所に抜けや漏れがないか確認する日だと考えましょう。体を休めながら、統計の資料を眺めるだけでもよいですね。

当日問題を解く順番は決めていますか?

試験前日までに、ほとんどの受験生がそれぞれで過去問を50問通して解いてみたり、模擬試験を利用しているでしょう。

その際、自分は本番でどこから解き始めるか決めていますか。5問免除から解くのか、業法から解くのか。50問を2時間で解くのに、自分が一番ペースに乗れるのはどのテーマから解き始めるのが良いか頭の中でシミュレーションしておくと当日は安心です。

日中は普段通りに過ごし早めの就寝がオススメ

試験前日の日中は、特に変わったことをせず普段通りに過ごしましょう。食事や入浴は早めに済ませ、早めに就寝するようにしましょう。

緊張のあまり一睡もできなかったという人もいるようですが、体を横にしているだけでも疲労回復効果はあります。眠れなかったからといって焦る必要はありません。

本番の持ち物の最終チェックもしておこう

前日にやっておきたい大事なことがあります。本番に持っていくものの確認です。鉛筆やシャープペン、消しゴムなどは予備も持参しましょう。会場の座席によっては、空調を強く感じることがあるかもしれません。脱ぎ着のしやすい服装であれば、自分で体温調整できるのでおすすめです。

当日の持ち物ですが、スマートウォッチのような通信機能がついている腕時計は、スマートフォンなどの通信機器と一緒に電源を切って所定の袋に封入しなければいけません。
会場によっては壁掛け時計の設置が無かったり、あっても見えないということもあります。そのため、スマートウォッチではない腕時計は是非準備しておいてほしい持ち物です。

まとめ

試験本番が近づいてくると、不安や緊張から落ち着かなくなります。

そのような時には、淡々と持参物のチェックをしたり、業法や法令などの数字や要件を確認するにとどめましょう。問題演習をくり返すなど、少なくとも試験前日には頭が疲れるような演習は控えたいですね。ケガや病気に注意し、とにかく健康で当日を迎えられるようにしましょう。

これまで宅建合格を目指して、本当によくがんばってきました。自分で自分をほめて労りながら前日はゆっくり過ごし、試験当日は合格目指して全力を尽くしましょう。

大野翠

合同会社芙蓉宅建FPオフィス代表(宅地建物取引士/2級FP技能士)
宅建士・FP技能士の資格取得講師の傍ら、資格を生かした専門記事執筆は年間240本以上担当。
保険を売らない独立系FP・どこにも所属しないフリー宅建士として公平中立な立場で幅広く活動している。

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