行政書士試験の難易度は?独学で十分?初心者でも合格できるのか検証

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受験生
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行政書士試験の難易度はどのくらいですか?

独学でも十分合格が狙える試験なのか知りたいです。

行政書士試験の難易度は、法律系の資格試験の中では比較に、それほど難しい試験ではありません。

ただし、合格率は毎年平均して10%前後を推移しており、合格までに必要な勉強時間(800〜1,000時間)などを考えると、決して簡単な試験ではないでしょう。

「司法書士試験よりも簡単で、日商簿記2級よりも難しい資格試験である」といえば分かりやすいでしょうか。

決して合格まで手が届かない資格試験ではあるものの、独学だとかなりの勉強時間が必要になります。

この記事では、行政書士試験に独学で挑む場合のおすすめの勉強法や、参考テキストなどに関して初心者にも分かりやすく解説しています。

講師
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行政書士試験は、独学でも合格が目指せる試験ですが、その道のりは決して容易ではありません。

行政書士試験 独学 難易度
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行政書士試験は独学でも合格が狙える国家資格

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行政書士試験は、司法試験とは異なり受験資格が設けられていませんので、年齢や性別、国籍などに関係なく誰でも受験が可能です。

もちろん独学でも合格が狙える資格試験であり、人によっては600時間ほどの勉強時間で合格される方もいます。

ただし、法律に対して全く知識がない初心者が独学で合格を目指すのは、とても難しく非効率なので、通学講座や通信制講座の利用を検討しましょう。

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独学で合格を目指す場合は、正しい勉強のやり方で効率的に学習を進める必要があります。

行政書士試験を独学で合格するために必要な勉強時間と期間

行政書士試験で合格を狙うためには、初学者で最低でも800〜1,000時間の、勉強時間の確保が必要になります。

勉強期間に関しては、半年〜1年と余裕を持った学習計画を立てるようにしましょう。

合格までに必要な勉強時間が多いため、受験生は学習に対するモチベーションの維持が、とても重要になってきます。

通学講座や通信制講座などを利用して、周りに切磋琢磨しあえる仲間を見つけられると、モチベーションの向上に繋がります。

行政書士試験に独学でのぞむ場合いつから勉強をはじめるべき?

行政書士試験の試験時期は、毎年11月の2週目となっており、受験を検討されている方は年初めである1月から勉強開始するのが一般的です。

1年かけて勉強しようと考えている方は、受験年の前の12月からじっくりと、学習計画を立てるようにしましょう。

ある程度法律に関する知識が既に備わっている方は、試験まで6ヶ月前の5月上旬から勉強を始めても、間に合うかも知れません。

受験に際して少しでも不安な方は、余裕を持った学習計画でのぞむようにしてください。

独学で勉強を行うのに向いている人・向いていない人の特徴

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独学が向いている人の特徴と向いてない人の特徴は、次の通りです。

向いている人(○)向いていない人(×)
・大雑把な性格である
・勉強する目的が明確である
・何事にも主体的に取り組める
・ちょっとした失敗は気にしない
・周りに流されず常にマイペースである
・物事に対して受動的である
・ものごとが続かない
・諦めるのがはやい
・完璧主義に徹してしまう
・周りの意見が常に気になってしまう

どちらか一方で該当する項目が3つ以上ある場合は、あなたがどちらのタイプの人間であるか、ハッキリと判断できるでしょう。

本人の性格的な面が大きく向き不向きに影響しますので、資格試験だけではなく他の勉強に関しても同じことがいえます。

性格的に独学に向いていない人が、無理に独学で行政書士試験の勉強を行なっても、実際に勉強が続かないケースが大半です。

講師
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まずはあなた自身に関して、深く知る必要があります。

行政書士試験に独学でのぞむメリット・デメリット

行政書士試験 独学 難易度

行政書士試験に独学でのぞむ場合のメリットとデメリットは、次のとおりです。

メリットデメリット
・学習に対してお金がかからない
・マイペースに学習を進められる
・独学では勉強効率が悪い
・悩んだ際に質問できる相手がいない
・独学での合格率は他と比較して低い
・独学だと勉強に対するモチベーション管理が難しい

一目瞭然ですが圧倒的にデメリットが多いのが、お分かりいただけると思います。

独学は他の学習スタイルと比較して、かなり難易度が高い方法であり、決して万人におすすめできる学習スタイルではありません。

確かに「自分のペースで自由に勉強できる」という大きな特徴を持ってはいますが、逆にいえば100%自分次第(自己責任)です。

通学講座や通信制講座を利用した学習スタイルであれば、合格まで最短で学べる学習プログラムが、最初から用意されています。

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最短合格を目指すのであれば、既存のサービスを利用するのが賢い選択だといえます。

行政書士試験を独学で合格するための勉強法4つ

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行政書士試験を独学で合格するためには、次の勉強法をおさえておきましょう。

  • 行政書士試験の特徴を理解する
  • 暗記の必要がある科目は反復して覚える
  • 過去問で出題頻度を把握し対策を練る
  • 徹底的に基礎力を上げ点数の底上げを図る
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独学の人が勉強スケジュールを立てる場合「基礎・応用・仕上げ」の3つの段階に分けて、計画を立てるようにしましょう。最初は、わたしたちの生活に身近な「民法」から勉強を始めるのがおすすめです。

行政書士試験の特徴を理解する

まずは試験の概要や特徴に関して、把握することが大切です。

敵を知り己を知れば百戦危うからず」という諺があるように、試験で合格するためにはまず相手を知る必要があります。

行政書士試験の概要に関しては、行政書士試験研究センター総務省の公式サイトで確認できます。

特に試験内容の変更や法律改正による影響などは、行政書士試験研究センターの公式サイトで確認しましょう。

具体的な試験内容(過去の問題と回答)に関しても、行政書士試験研究センターの公式サイトにて、無料で最新版が公開されています。

暗記の必要がある科目は反復して覚える

行政書士試験では、暗記の必要がある科目が複数存在します。

暗記するためには、一問一答などのスマホ学習アプリを有効活用するのがおすすめです。

スマホアプリでの学習であれば隙間時間を有効活用して、効率的に勉強することができます。

ゲーム感覚で取り組めるため、暗記が苦手な人でもストレスなく取り組めるでしょう。

過去問で出題頻度を把握し対策を練る

行政書士試験は、過去問から同じような問題が出題されるケースが多いため、過去問を繰り返し解くことで傾向を把握することができます。

出題頻度の高い問題を把握しておけば、いざ本試験でも慌てずに迷わず解くことができるでしょう。

合わせて時間の節約にも繋がりますので、直前模試を受ける前には万全の状態で挑めるように、過去問を中心に対策を練ることが重要です。

徹底的に基礎力を上げ点数の底上げを図る

行政書士試験で点数を稼ぐためには、正しい基礎知識の習得が大切になります。

特に法律に関して全くの初心者である人は、最初から過去問に取り組むのではなく、まずはきっちりと基礎を学ぶように意識してください。

応用から入ってしまうと基礎力が欠けて、思ったように点数が取れない状態になってしまいます。

行政書士試験を独学でのぞむ人によくある失敗例4つ

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行政書士試験に独学でのぞむ人にありがちな失敗例としては、次のような項目が挙げられます。

  • 過去問の勉強をおろそかにしている
  • 基礎知識が不足しており、応用問題に対応できない
  • 試験範囲全てを勉強しようと無理してしまう
  • 記述式問題の試験対策ができていない
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行政書士試験に限らず、他の法律系の資格試験でも独学の難易度は非常に高く、要点を抑えきれていない人は高確率で失敗します。

過去問の勉強をおろそかにしている

独学で失敗する人の多くは、過去問を疎かにしているケースが大半であるため、テキストや問題集だけではなく過去問をやり込むようにしてください。

行政書士試験は、過去問を中心に解くのが攻略の鍵といっても過言ではありません。

過去問を中心に解くことで、試験の傾向を把握するとともに、あなた自身の現在の立ち位置を測る指標にもなります。

基礎知識が不足しており、応用問題に対応できない

既に法律に関する知識を持っている人であれば、応用問題から着手しても問題ないですが、初学者がいきなり応用から入ると必ず挫折します。

特に行政書士試験では、基礎知識が試される問題が非常に多いため、共通概念を把握する上でも基礎的な知識が欠かせません。

加えて「法改正対策」も忘れてはならず、毎年法改正に関して試験で問われていますので、合わせて対策を行うようにしましょう。

試験範囲全てを勉強しようと無理してしまう

行政書士試験の試験範囲は非常に広いため、全てを勉強してカバーする行為は、合格を目指す上では非常に非効率です。

完璧主義な性格の人は、特に全ての試験範囲をカバーしようとしがちですが、資格試験は何も満点をとる必要はありません。

そのため、過去問を中心に取り組み出題傾向を把握し、出題頻度の高い科目や問題に絞って勉強するのが得策です。

無駄な勉強時間を省くためにも、要点を洗い出し必要な知識や能力に絞って、効率的に勉強を進めていきましょう。

記述式問題の試験対策ができていない

行政書士試験合否判定基準等
出典:行政書士試験合否判定基準等

行政書士試験では、大きく分けて「択一式(5肢択一式、多肢選択式)、記述式」の合計2つの問題形式で出題されます。

配点の割合や問題数が多いのは択一式になりますが、記述式の配点割合も3問60点と決して軽視できる割合ではありません。

過去問を参考にしながら記述式の出題パターンを把握し、答案作成のコツを掴んで苦手意識をなくしておきましょう。

行政書士試験を独学でのぞむ人におすすめの勉強本

行政書士試験 独学 難易度

行政書士試験に独学でのぞむ人に、おすすめのテキストや問題集を3冊ご紹介します。

  • うかる! 行政書士 総合テキスト 2022年度版
  • 合格革命 行政書士基本テキスト
  • みんなが欲しかった!行政書士の教科書
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実際に資格試験対策を行う際には、できるだけ最新のテキストや問題集を、購入するようにしましょう。

うかる! 行政書士 総合テキスト 2022年度版

本書は、士業関連の資格試験に特化した「伊藤塾」で作成された、行政書士試験に関するテキストになります。

本の内容は全ページ、フルカラーレイアウトになっており、初心者でも読みやすい仕様になっています。

要点などが分かりやすくまとめてあるため、最初に基礎から勉強したいと考えている人には、とてもおすすめの一冊です。

また、一問一答形式の確認問題も掲載されているため、通勤・通学中でも活用できます。

\本書の口コミ・評判/

司法書士試験の経験から、テキストを読む時間は結構馬鹿にならないことがわかった。

なるべくコンパクトな本で勉強して、問題演習をしながら必要に応じて読み直すのが、一番効率がよいというのが自分の結論だ。

その意味でこの本が適切な気がする。

出典:Amazonレビュー

合格革命 行政書士基本テキスト

本書は、行政書士試験の過去のデータをもとに出題傾向を分析して、徹底的に要点だけをまとめたテキストです。

全ページフルカラーとなっており、法律に関して全く知識がない人でも、抵抗なく読める内容となっています。

文章のみならず、図や表で分かりやすく解説されているため、体系的に行政書士試験に必要な知識が学べるのも大きな特徴です。

\本書の口コミ・評判/

法律関係ど素人でもとにかく分かり易く、また全てカラーで見ていて飽きることもなく、学習を進める上でページをめくるのが楽しくなり私にとっては最高の一冊です。

出典:Amazonレビュー

みんなが欲しかった!行政書士の教科書

本書は、行政書士試験のために必要な基礎知識が、網羅的にまとめられている一冊です。

他の参考書とは異なり、持ち運びが行いやすいように科目別4冊と六法1冊の計5冊に分けて、利用することができます。

それぞれ全冊フルカラーとなっており、図表とイラスト中心の解説なので、初心者でも読みやすい仕様になっています。

\本書の口コミ・評判/

タイトルどおり、5冊にわけられて、持ち運びしやすいです!

内容も初学者でもわかりやすくかかれていて、これなら自分にもできそう!と思いました!

出典:Amazonレビュー

行政書士は資格試験に合格してからが本当のスタートライン

行政書士試験 独学 難易度

行政書士試験に合格した後は、各都道府県にある「行政書士会」へ届出を出すと、晴れて行政書士として名乗れるようになります。

注意点として登録を行なっていない人は、行政書士と名乗ることができません。

また、合格した後に企業や行政書士事務所へ転職される方もいますが、行政書士関連の求人情報はそもそも数が少ないのが現状です。

そのため、一般的に行政書士試験に合格された方は、個人規模の行政書士事務所として独立開業されケースが大半です。

講師
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独立開業した方の中には、年収1,000万円以上稼ぐ人も珍しくありません。その反面、合格しても実務経験がなく廃業してしまう人も、意外に多いです。

行政書士の年収

厚生労働省の調査結果によると、2021年の行政書士の全国的な平均年収は、584.4万円です。

近年では働き方の多様化により、単に「行政書士」といってもさまざまなスタイルで働いている人が多く、一概に平均年収が参考になるとはいえません。

人によっては、YouTuberとして行政に関わるビジネスコンテンツを配信したり、ブログで情報発信して広告収入を得ている人もいます。

単純に行政書士としてだけで稼ごうとすると、競合他社が多く非常に競争率が激しいのが現状です。

行政書士としてより多く稼ぎたい方は、強みや差別化に繋がるようなプラスαの要素が、これからは必要になるでしょう。

行政書士の将来性

行政書士は生涯働ける資格であり、資格試験に合格することでキャリアの幅が広がるでしょう。

その将来性に関しても非常に明るく、やりようによっては独立開業して、大きな収入を得ることも可能です。

ただし、最近は行政分野でも新しい技術の導入が積極的に行われており、事務的な手続きの簡略化により、役割が奪われているのも事実です。

とはいえ行政書士のニーズがすぐになくなる可能性は低いため、悲観的にならずに将来に目を向けて、積極的に行動することが重要になります。

たとえば今後は次のような業務のニーズが、高まることが予測されます。

  • 民泊の営業許可申請
  • ドローンの飛行許可申請
  • 外国人のビザ申請 など

社会の変化に合わせて、自身も少しづつ変化に対応していきましょう。

まとめ

行政書士試験の難易度や独学で勉強する方法に関して、初心者にも分かりやすく解説しました。

行政書士試験は、独学でも合格が目指せる資格ではあるものの、それはすでに法律に関する知識がある人に限定されます。

法律の知識が全くない初心者だと、勉強時間が800〜1,000時間は最低必要である上に、一般的には初心者が独学でのぞむのはおすすめされません。

最短合格をのぞむのであれば、既存の通学講座や通信制講座を有効活用するのが、賢明な判断だといえるでしょう。

講師
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無理に独学を選ぶよりも、資格試験の専門家にサポートしてもらった方が、より効率的に合格までの道のりを歩めるはずです。

セブ島在住のキャリアアドバイザー|フリーランス・Webライター歴7年|保有資格:FP2級・簿記3級 など|得意分野:資産運用,税金,副業 など|個人でも積み立てNISAや米国ETF、仮想通貨などで資産運用中|暮らしに役立つ情報を、分かりやすくお伝えします。

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