【経験者直伝】簿記3級を目指す人のための電卓の選び方

簿記

日本商工会議所が主催する簿記検定3級(以下、簿記3級)に合格するためには、制限時間内で問題を解き、70点以上を取らないといけません。

そのため、電卓の選び方1つにも気を遣う必要があります。

そこで今回の記事では、今まで何度も簿記検定や公認会計士試験を受験してきた筆者から、電卓の選び方を伝授します。

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簿記3級を目指す人のための電卓の選び方

簿記3級を受験するためにこれから電卓を買おうとしている人向けに、電卓選びのポイントをまとめました。

ある程度の大きさはあった方が良い

使いやすいという意味では、ある程度の大きさがあったほうが良いのは確かです。

カード電卓など、小さすぎる電卓は使いづらいので簿記検定の受験には適しません。せめて、手のひらサイズ(縦15~18センチ程度、横10~12センチ程度)程度はある電卓を選びましょう。

12桁表示は基本

簿記検定を受験する際は、12桁まで表示できる電卓を選びましょう。

簿記検定では桁数が大きい数を扱う問題もたくさん出ています。これを8桁や10桁までしか表示できない電卓で得のは至難の業です。制限時間内に解き終わらず、不合格に終わる原因にもなるため木を地けましょう。

なお、1,000円~2,000円台の比較的安価な電卓であっても、12桁表示である場合が多いです。購入する際は、パッケージや商品説明を見てかならず確認しましょう。

メモリー機能、GT機能はマスト

簿記検定で使う前提で電卓を選ぶなら、メモリー機能とGT機能がついているかは必ず確認しましょう。

まず、メモリー機能とは「電卓内に数値を記録しておく機能」のことです。
合計の数を出したり、四則がまじりあった計算をしたりする際に、メモリー機能を使うと効率的に計算できます。

次に、GT機能とは「グランド・トータル機能」の略です。
小計をいくつか求めた後、最終的に小計の合計を求める場合に使います。

これらの機能は問題を効率的に解くため不可欠なので、何度も練習して使いこなせるようにしましょう。

キーの押しやすさも大事

あまりにキーが小さかったり、滑りやすい素材でできていたりする電卓は、やっぱり不便です。打ち間違いも多くなりがちになるため、ミスも増えます。

キーの押しやすさはさすがに写真ではわからないので、できれば一度店頭に実物を見に行ってから購入しましょう。

滑り止め、スタンドがあればなお良し

簿記検定では、大学や貸会議室も会場としてよく使われます。
そして、これらの会場の机はつるつるした材質であることが多いため、机に物を置くと滑るかもしれません。

力が入ってしまうと電卓が動きがちになるのを防ぐには、滑り止めやスタンドが役立ちます。

カシオ、シャープが2大派閥!?

電卓の選び方という話題からは少しそれますが、経理実務の現場や税理士・会計士の受験予備校では、カシオもしくはシャープの電卓をすすめられることが多いです。

使いやすさには定評がある上に、どちらも日本のメーカーなので、品質も申し分ありません。
もちろん、他のメーカーの電卓はダメというわけではないです。

自分が良いと思って買うものが一番ですが、これまで紹介してきた条件が揃っているかは必ず確認してください。

これはNG!試験に持ち込めない電卓は?

簿記検定試験で電卓が必須アイテムになりますが、持ち込めない電卓もあるので注意しましょう。

1.大きすぎる電卓

簿記検定試験に持ち込める電卓について、大きさに関する規定はありません。しかし、あまりに大きすぎると持ち運びが大変なので避けたほうが良いでしょう。

公認会計士試験には、試験に持ち込める電卓の寸法が規定されています。「おおむね縦20cm×横20cm×高さ 5 cmを超えないもの」とあるので、これを目安にして選ぶのも1つのやり方です。
  

2.関数電卓

四則演算以外にも三角関数や対数など、特殊な計算をするために作られた電卓を関数電卓と言います。
主に大学の工学部、理学部などに通う学生や、土木・建築などの分野で働くエンジニアが使うものです。

プログラム機能が備わっているものが多く、簿記検定試験で持ち込みが禁止されている「プログラム機能がある電卓」に該当することから、持ち込みはできません。

3.金融電卓

金融電卓とは、ローン計算・金利計算、預金の利息計算、外貨預金の損益計算、年賦償還計算、債券計算、減価償却計算、債券計算ができる電卓の一種です。

銀行や不動産会社で働いている人なら、使ったことがあるかもしれません。

これも「プログラム機能がある電卓」に該当することから、持ち込みはできません。

4.印刷機能がついている電卓

印刷機能がついている「プリンタ電卓」も、簿記検定試験では持ち込みが禁止されています。

計算の結果をその場で紙にプリントアウトできる電卓のことですが、実際に使っている人はあまりいないかもしれません(筆者も見たことがないです)。

本試験には2台電卓を持って行くべき

最後に、割と重要なこととして「本試験には2台電卓を持って行く」必要姓について触れておきましょう。

2台持って行ったので詰まずに済みました

筆者はかなり昔、日商簿記検定1級の試験を受験しました。試験が開始し、電卓を使って問題を解こうとしたのですが、机の上に置いていた電卓が何をしても反応しません。2~3分格闘した後、予備の電卓を持ってきていたことを思い出しました。

試験官に事情を話し、予備の電卓を取り出させてもらって事なきを得た次第です。正直、電卓はいつ壊れるかわからないので、できれば同じ電卓を2台購入し備えておきましょう。

荒井美亜

立教大学大学院卒業(会計学修士)。
専門誌記者、Webマーケティング会社でのライターなどを経て現在はフリーランスライター・独立系FPとして活動。
日商簿記検定1級、税理士簿記論・財務諸表論、2級FP技能士、貸金業務取扱主任者などを持つ資格マニア。
今は宅地建物取引士目指して勉強中です。

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