ファイナンシャルプランニングと資金計画1【FPと倫理】

ビジネス系検定

今回から、学科6教科の解説を始めます。まずは最初の1科目「ファイナンシャルプランニングと資金計画」の「FPと倫理」について詳しく解説していきます。

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FPと倫理

人生には就職や転職、結婚、育児、子どもの教育、住宅の購入、老後の暮らしなど、様々なライフイベントがあります。

人それぞれ価値観や考え方が違いますので、個別の事情を考えて、顧客それぞれのライフプラン実現に向けて経済的な面から計画を立て、その実行を支援するのがファイナンシャルプランナーの役割です。

ファイナンシャルプランナーが顧客のライフプランのご提案に必要なのは、顧客からの信頼です。
顧客からの信頼を得ながら業務を行うには、高い職業倫理が求められます。

実際の試験では、問題文を読んで、倫理に沿っているかが問われます。

FPの職業的原則

先に述べたようにファイナンシャルプランナーには高い倫理が必要になります。具体的には、以下の6つの職業倫理が求められます。

顧客利益の優先

ファイナンシャルプランナーは、自身や第三者の利益ではなく、顧客の立場に立って、顧客の利益を最優先して行動しなければなりません。

ライフプランニングの主役は顧客であり、ライフプランを実行するのはあくまでも顧客です。
提案内容を無理に押し通すのではなく、十分に顧客と話し合い、顧客の意に沿わない場合は潔く撤回することも大切です。

守秘義務の厳守

ファイナンシャルプランナーは業務上知り得た顧客情報を、顧客の同意なく外部の第三者に漏らしてはなりません。

ファイナンシャルプランナーの業務は顧客との信頼関係の上に成り立ちますから、顧客から得た情報を外部に漏らすことは絶対にあってはなりません。

個人情報保護法などに抵触し、刑事罰に問われることもあります。
なによりも顧客の信用失墜につながるので、守秘義務は必ず守らなくてはなりません。

説明義務(アカウンタビリティ)

ファイナンシャルプランナーは顧客に説明をするときは顧客が理解できるようにしっかり説明しなければなりません。

ファイナンシャルプランナーが顧客に提案を行う際は、顧客の知識レベルや経験に合わせて十分に説明する必要があります。

特に投資信託や外貨預金などの金融商品を販売する場合は、金融商品取引法や金融商品販売法に基づく説明義務が課されます。法律上の決まりをしっかり理解して、説明すべき重要事項が漏れないよう、留意する必要があります。

顧客の同意(インフォームド・コンセント)

ファイナンシャルプランナーは顧客への説明にあたり、顧客が内容を理解しているかどうか確認し同意を得ながら話をすすめなければなりません。

インフォームド・コンセントとは、「十分な情報を得た上での合意」という意味で、元々は医療現場などで使われる言葉です。

ファイナンシャルプランナーにおけるインフォームド・コンセントは、顧客に十分納得してもらったうえでファイナンシャルプランナーの提案を実行してもらうことです。

法令遵守義務(コンプライアンス)

ファイナンシャルプランナーは業務を行うにあたり関連する法令等を遵守しなければなりません。

ファイナンシャルプランナー業務に関連する法令には、金融商品取引法や金融商品販売法、消費者契約法などがあります。
加えて、税理士法や弁護士法などにも抵触しないように留意しなければなりません。

自己研鑽(けんさん)義務

ファイナンシャルプランナーは業務を行うにあたり法令改正等による新しい情報の取得や知識の向上に努めなければなりません。

様々な仕事がありますが、特にファイナンシャルプランナーの業務は幅広く、必要とされる専門知識も広範囲にわたるため、絶えず能力の啓発に努めなければなりません。
特に法令改正や新しい金融商品など、知識の獲得が欠かせません。

まとめ

今回は学科の6教科の最初の1科目「ファイナンシャルプランニングと資金計画」のうち「FPと倫理」についてお伝えしました。

この教科では、6つの職業倫理についてよく読み理解することが大事です。

そして、過去問や予想問題など、問題を解きながら、6つの職業倫理のどれにあてはまるか考えてみましょう。

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