簿記2級で年収アップ!おすすめキャリアプラン3選

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簿記2級の合格を目指す理由は人それぞれですが「転職、就職に有利そうだから」という理由で目指している人もいるはずです。

そこで今回は「簿記2級に合格した人が年収を上げたいと思うなら、その後どうやって働くべきか」について考えてみました。

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簿記2級で年収アップ!おすすめキャリアプラン3選

簿記2級を取得した人が転職する際のおすすめキャリアプランとして、以下の3つを考えてみました。

【経験者向け】他の企業に経理職として転職する

すでに現在の職場で経理職として経験を積んできたなら、他の企業に経理職として転職する方向で進めましょう。

会社ごとに細かいルールの違いはありますが日次、月次、年次の決算を行い、決算書を作成するという基本的な流れは変わりありません。経験者かつ簿記2級保持者であれば即戦力として評価してくれる可能性が高いので、良い条件での転職も可能になります。

【経験者+英語得意な人向け】外資系企業に転職する

さらに、英語が得意な人であれば、外資系企業への経理職としての転職も視野に入れましょう。外資系企業であっても、日本で営業している限りは日本のルールに従い決算を行うのは同じであるため、これまでの経理職としての経験は活かせます。

ただし、外国にある本社や同じ職場で働くメンバーとのやり取りを行うために、英語はできるに越したことはありません。
具体的にどのくらいできれば良いのかは会社によってもまちまちですが、1つの目安としてTOEIC L&Rテストで700点以上取るのを目標にしましょう。企業・団体が海外部門で働く社員に対して求めるTOEICL&Rテストのスコアの水準がこのくらいだからです。

参照:一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査【企業・団体】【ビジネスパーソン】2019」

【未経験者向け】まずは社内で異動希望を出す

一方、簿記2級には合格したものの、経理の実務経験がないなら、まずは社内で異動希望を出しましょう。経理として業務を行う場合、簿記の知識と同じくらい実務経験は重視されるためです。ポストに空きがあれば、人事異動の際に配属してもらえるチャンスが出てきます。

一方、ポストに空きがなかったり、どうしても今の会社で働き続けたくない理由があったりする場合は、転職も視野に入れましょう。
未経験者でも簿記2級合格者であればポテンシャル採用してくれるケースもあります。ただし、この方法を選ぶ場合は、転職エージェントに相談したりなど、慎重に進めるようにしてください。

簿記2級を取得して年収を上げるには?

結局のところ、納得の行く仕事ができ、十分な給与が受け取れるようになるのが転職における成功です。しかし、しっかりリサーチしないと「あれ?こんなはずでは?」と落胆する結果になりかねません。

そこで、簿記2級を取得して年収を上げたいと思っている人向けに、年収を上げるために意識したいポイントを解説します。

平均年収ができるだけ高い業種を選ぶ

転職活動において「年収がアップすること」を重視するなら、平均年収ができるだけ高い業種を選ぶのが重要です。大手人材サービス会社のマイナビがまとめた「2022年版 業種別 モデル年収平均ランキング」によれば、平均年収の高い業界ベスト20は以下の通りでした。

順位業種名   モデル年収(平均)
1投資信託委託・投資顧問1,559万円
2外資系金融          1,523万円
3      金融総合グループ             860万円
4      環境関連設備      839万円
5専門コンサルタント         806万円
6不動産779万円
7住宅・建材・エクステリア740万円
8生命保険・損害保険716万円
9リフォーム・内装工事665万円
10総合商社             660万円
11商品取引             650万円
12証券・投資銀行  634万円
13専門店(総合)  629万円
14警察・消防・自衛隊         624万円
15専門店(自動車関連         609万円
16総合電機ゲーム関連          593万円 
18建設コンサルタント585万円
19政府系・系統金融機関580万円
20建設・土木          銀行575万円

出典:株式会社マイナビ「2022年版 業種別 モデル年収平均ランキング」

上位は金融の専門職が占めているためなかなか狭き門です。しかし、そのほかの業界であればチャンスは十分にあるので、選ぶ際の1つの基準にしてみると良いでしょう。

福利厚生、手当、業績をチェックする

転職においては「長く働き続けられるか」も重視する必要があります。福利厚生、手当の充実度は必ず確認しましょう。

また、業績を確認するのも非常に重要です。業績が悪かったとしても、慢性的な人手不足に陥っているため採用活動を行っているケースもあります。業績が上向く要素があるなら検討して構いませんが、そうでないなら見送ったほうが無難です。

自分を採用する明確なメリットを伝える

転職活動では、自分を採用する明確なメリットを伝えるようにしましょう。自己分析を行い、企業の売上を向上させるために、どのような形で貢献できるかを考えてください。

長所がまったくないという人もいないはずです。自分だけではイメージがつかめないなら、家族や友人などに話を聞いた上で考えてみると良いでしょう。

転職エージェントにも相談する

転職エージェントに相談するのも1つの方法です。専任のキャリアカウンセラーが話を聞いた上で、自分に適した求人の情報や転職活動の進め方を教えてくれます。

おすすめされた求人に応募するかは任意であるため、ひとまず話を聞いてもらうという使い方も可能です。

荒井美亜

立教大学大学院卒業(会計学修士)。
専門誌記者、Webマーケティング会社でのライターなどを経て現在はフリーランスライター・独立系FPとして活動。
日商簿記検定1級、税理士簿記論・財務諸表論、2級FP技能士、貸金業務取扱主任者などを持つ資格マニア。
今は宅地建物取引士目指して勉強中です。

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