今回はファイナンシャルプランナー（FP）2級取得のメリットについてお伝えしたいと思います。
FP2級を取得したことで自分のキャリアにどんなメリットがあるのか。また、就職や転職でも役に立つか気になるかと思います。
学びによって得ることは多いですが、実際にキャリアや年収にどのような影響があるかみてみましょう。
2級取得のメリットは？
FP2級の一番のメリットは、やはり自分自身のライフプラン形成に役立つことです。
ご存知の通り、FP2級を取得するためには、税金や生命保険・相続対策など、お金に関する幅広い知識を勉強する必要があります。
お金についての幅広い知識を身につけることで、ライフプランを見直すことができるようになり、より具体的な人生設計を立てられるようになります。
最近では「人生100年時代」と言われ、長生きすることによる金銭的なリスクが騒がれ始めていますが、FP2級の知識を身につけることで長い人生をより豊かにすることも可能となるでしょう。
また、税金についての知識や生命保険・相続対策などの知識は、サラリーマン、事業者問わず、日本で暮らす多くの人々にとって必須の知識となります。
そのため、社会における需要も高く、FPの知識を生かしたコンサルティングや、ライフプランサポートに取り組むことも可能になり、ご自身のキャリアに幅広い選択肢をもたらします。
特に令和になってから副業やフリーランスといった働き方改革が増えたことで、仕事の受発注の関係が多様化してきましたが、全員が税金について詳しいわけではありません。
時代に合わせてFPで得た知識を活かすことができます。
就職や転職に有利？
では、FP2級は就職や転職に有利となるのでしょうか？また、どういった業界に強いのでしょうか？
先ほども述べたようにFP2級の取得は、お金に関する幅広い知識を身につけるため「お金のスペシャリスト」として社会的に評価されます。
企業の経営資源である「お金」に関して詳しくなるため、当然、就職及び転職活動には有利となるでしょう。
しかし、比較的難易度が易しい3級ではあまり評価されないため、目指すなら2級を取得することをオススメします。
業界としては、税金や生命保険・相続対策などを学ぶため、やはり金融業界に有利な資格となります。
中でも保険業界への就職を検討されている方は、必須と言っても過言ではない資格となります。
金融業界以外では、住宅ローンの知識を活用することができるため、不動産業界でも非常に有利な資格となります。
既に金融業界、不動産業界への就職・転職を決めている方は、なるべく早いうちに取得することをオススメします。
金融業界、不動産業界はとても忙しく、新しい職場に慣れつつ資格の勉強もするとなると、せっかく就職したものの、入社後に苦労してしまうかもしれません。
FPを活かしてスムーズに働き始めるためにも、できれば入社前に、FP2級は取得しましょう。
もちろん、業界ごとに必須の資格取得もあるかと思うので、就職や転職を考える際には、事前に取得が必要な資格を調べておきましょう。
取得後の年収は？
FPの就職先はさまざまですが、全体で平均した場合、年収は300万円〜400万円程度と言われています。
しかし、あくまで平均ですので実際は業界によって大きく年収は変わります。
例えば、1番平均年収が高い不動産業界では、年収600〜650万円程度と言われております。
また、副業としてライフプランコンサルタントに従事する場合、本業と合わせた年収となるため、年収はもっと高くなります。
独立開業した場合は、実力次第ですが年収に上限はありません。
いずれにしてもFP2級は、ご自身のキャリアに選択肢をもたらし、年収アップの可能性を秘めている資格となっております。
まとめ
今回はファイナンシャルプランナー2級取得のメリットや、就職・転職、年収についてお伝えしました。
就職・転職活動に有利なだけでなく、年収アップの可能性も秘めた資格であることを理解していただけたらと思います。メリットを知ることで、ぜひ資格勉強へのモチベーションに繋げてください！
コメント