教員採用試験に楽に合格したいと考えている方は多いと思います。
とはいえ、必要な対策が多くあるので何から手をつければ良いのかわからなくなってしまいますね。
- 具体的な対策を教えてほしい
- 効率的な勉強法を知りたい
と悩む人も多いことでしょう。
そこでこの記事では、採用試験に一発合格した筆者が教員採用試験に合格する方法について詳しく解説していきたいと思います。
具体的な道筋がわかるようになることでしょう。
3分程度で簡単に読むことができると思いますので、ぜひご一読ください。

教員採用試験に合格する方法
合格するためには、しっかり計画を立てながら対策を進めていく必要があります。
教員採用試験では、筆記・面接・模擬授業など内容が多岐にわたります。
どれか1つでも手を抜いてしまえば、ほかの受験者と差がついてしまうので不合格となってしまうでしょう。
それぞれ解説をしました。参考にしてみてください。
継続的に取り組む
最初に大切なのは、「継続的に取り組む」という姿勢です。
短期間で試験対策をしても、すぐに忘れてしまいますので効果的だとはいえません。
何度も反復して学習することで確実に定着するようになってくるのです。
例をとると、「小論文対策」があります。小論文というと、文章を書くだけなので簡単に感じる方もいるかもしれません。
しかし、小論文にもしっかりと型があり「序論→本論→結論」という順番で書かなければいけません。この型はすぐに身につくものではないので、書きながら何度も添削をしてもらって定着させる必要があるのです。
継続的に取り組むのは精神的にも負担がかかりますが、採用試験を進めていく上で大切なことなので意識しておくようにしましょう。
募集要項をよく読む
まずは、募集要項にしっかりと目を通すようにしましょう。
教員採用試験では、自治体によって出題する問題が大きく異なっているので注意が必要です。
「対策をしたものの、試験内容とは異なっていた」となれば大変ですね。
学習を計画的に進めていくためにも、必ず読んでおきましょう。
筆記対策
筆記試験については、自治体によってそれほど合格基準が高くないところもあるので落ち着いて対策をすれば大丈夫でしょう。しかし、油断してしまうと不合格になることもあるので注意が必要です。
合格者の多くは「過去問」をしっかりと分析していることがわかります。いろいろな年度の過去問を見ていくと、似たような傾向の問題があることに気付くと思います。
自分が受験する自治体ではどんな分野の問題が出やすいのかをよく見ておくようにしましょう。
また、他の自治体の問題もざっくりと見ておくと良いですね。
場合によっては他の自治体で出された問題が同じ内容で出題されることもあります。
広くアンテナを張っておきましょう。
面接対策
近年、面接で重要視されているのが「人物像」だといわれています。
やはり教員として指導する立場となれば、勉強だけでなく生活面の指導もしなければいけません。面接を通して、どんな人物なのかをチェックされているといえるでしょう。
性格などを変えるのは難しいので、「人物対策」をするのはできないと思いがちです。
しかし、ゆっくりと考え方を変えることは可能です。
短期間で対策をすることは難しいので、できるだけ長期にわたって取り組んでいくようにしましょう。
たとえば、「他人に優しくするように心がける」「毎日本を読むようにする」といった小さな習慣でも良いでしょう。積み重ねていけば自分にとって大きなプラスとなります。
少しずつ意識して取り組んでいけると良いですね。
集団協議
次に、集団協議についてです。
自治体によっては、1つのテーマに対して受験者同士で意見交流をするというものになります。
こちらは全員が合格したいと考えるので、つい自分ばかりが発言してしまいがちです。
しかし集団協議については協調性も見られていますので、周囲とのチームワークも大切になってきます。場合によっては、自分が話すのではなく他の受験者に振る(「〇〇さんはどう思いますか?など」)必要もでてきます。
すぐに身につけられるような技術ではないので、友達などと一緒に練習する必要がでてきます。
模擬授業
模擬授業では、教員の指導力を見られることになります。
特に最近では「主体的な学び」が重要視されています。やらされる勉強ではなく、子どもたちが自分から学べるようにしていく必要があります。
そのため、教員が一方的に話す授業では合格することが難しいでしょう。
子どもたちが「なぜだろう?」「もっと知りたい」と思えるような工夫をしていく必要があります。教具などを前持って準備して取り組みましょう。
まとめ
教員採用試験の合格方法についてまとめました。
参考にしつつ、取り組んでみてください。
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