ITパスポート、マネジメント系の大分類「開発技術」を徹底解剖!例題にも挑戦!

ITパスポート

今回はマネジメント系の大分類の3つ「開発技術」、「プロジェクトマネジメント」、「サービスマネジメント」のうちの一つ「開発技術」について詳しく解説していきたいと思います。

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開発技術とは

「開発技術」と聞くとテクノロジ系の問題かと勘違いしてしまいそうですが、ITパスポート試験範囲における開発技術は、開発プロセスに関連する技術という位置づけになっています。

問題内容は、システム開発技術・ソフトウェア開発管理技術の2つに分類されます。

  1. システム開発技術は、システム開発の流れやテストの流れについて、システムの移行、システムの保守について、などといった知識が問われます。
  2. ソフトウェア開発管理技術では、ソフトウェア開発の主な手法について、代表的なソフトウェア開発モデルなどに関する内容が問われます。

開発技術の勉強法は?

試験に出題される部分はある程度限られているので、どちらかというと対策がしやすい分野です。

しかし用語を知らないと、得点出来ないものがあるので注意が必要です。

システム開発技術では以下の法則の用語が多く登場するので覚えておくと便利です。

▼○○要件定義 → ○○の機能や性能を明らかにする工程

  • システム要件定義:システムで実現する機能や性能などを明らかにする工程
  • ソフトウェア要件定義:ソフトウェアで実現する機能や性能などを明らかにする工程

▼○○方式設計 → ○○をもう少し細かく割り振る工程

  • システム方式設計:すべてのシステム要件をハードウェア・ソフトウェア・手作業のどれで実現するのかを割り振る工程
  • ソフトウェア方式設計:すべてのソフトウェア要件をプログラムの部品に割り振る工程

上記以外の用語もあるのでしっかりと違いを把握出来る様にしましょう。

その他、テスト手法もよく出題されるので覚えておくといいでしょう。

  1. ブラックボックステスト
    外部に現れる部分(入力に対する出力値など)が正しいかを確認するテスト。内部のロジックはブラックボックスとして検証しない
  2. ホワイトボックステスト
    内部ロジックが正しいかを確認するテスト。モジュール内部の計算プロセスなどを確認することが目的
  3. トップダウンテスト
    複数のモジュールがある場合に、上位モジュールからテストする方法。スタブと呼ばれる下位モジュールの代わりを用意して行う
  4. ボトムアップテスト
    複数のモジュールがある場合に、下位モジュールからテストする方法。ドライバと呼ばれる上位モジュールの代わりを用意して行う

開発技術の例題に挑戦!

それでは腕試しに、システム開発技術の例題に挑戦してみましょう!

<例題1>

クラスや継承という概念を利用して,ソフトウェアを部品化したり再利用することで,ソフトウェア開発の生産性向上を図る手法として,適切なものはどれか。

A、オブジェクト指向

B、構造化

C、プロセス中心アプローチ

D、プロトタイピング

<解答> A、 オブジェクト指向

オブジェクト指向とはプログラム開発の方法論の一つで、多くの仕様に共通する機能を”クラス”という単位でひとまとめにしておき、他の開発プロジェクトで再利用可能にする設計方法です。

既にあるクラスと似たクラスを作る場合には、1から作るのではなく親となる既存クラスを”継承”した子クラスを作成し、親クラスと挙動が異なる部分だけを記述すれば済むので、生産性が向上します。

続いてソフトウェア開発技術の例題に挑戦しましょう!

<例題2>

リバースエンジニアリングで実施する作業として,最も適切なものはどれか。

A、開発中のソフトウェアに対する変更要求などに柔軟に対応するために,短い期間の開発を繰り返す。

B、試作品のソフトウェアを作成して,利用者による評価をフィードバックして開発する。

C、ソフトウェア開発において,上流から下流までを順番に実施する。

D、プログラムを解析することで,ソフトウェアの仕様を調査して設計情報を抽出する。

<解答> D、プログラムを解析することで,ソフトウェアの仕様を調査して設計情報を抽出する。

リバースエンジニアリングは、既存ソフトウェアの動作を解析するなどして、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図、ソースコードなどを調査する技法です。

自社製品の保守及びセキュリティ強化などの目的で実施されるほか、他社製品の技術仕様を明らかにする目的でも行われます。
したがってDが正解です。

まとめ

今回はマネジメント系の大分類の一つ開発技術について詳しく説明しました。

間違いやすい用語や法則、手法が多く登場するので、しっかりと対策を心がけて点数アップに繋げましょう。

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