秘書検定3級試験対策【一般知識3】

秘書検定

今回は秘書検定の理論科目は一般知識の第3弾として法律用語、財務用語を解説します。

会社経営や財務管理に必要な単語も多くありますが、マネジメント層になると知っておかなければならない単語になりますので、必ず抑えておきましょう。

最後に例題もありますのでぜひ挑戦してみてください。

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法律用語

秘書を務める上司は法律に関連する業務に携わることが多いので、ある程度の法律知識を学んでおく必要があります。

自分に万が一のことが起きたときには必要な知識にもなってくるので前向きに取り組んでいきましょう。

  • 司法書士・・・専門的な法律の知識に基づき、登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする国家資格
  • 債権・・・人に対して,法律上請求することのできる権利のこと
  • 債務・・・人に対して負っている,法律上の義務のことです。債務整理の手続では,借金とほぼ同じ意味に使われます
  • 収入印紙・・・印紙税という税金で、租税や行政に対する手数料の支払いに利用される証票のこと
  • 示談・・・争いのある当事者間で話し合いを行って解決すること。主に裁判外での解決の事を指します
  • 自己破産・・・債務整理のうちの一つの種類です。自分から破産の手続の申立を行うことです
  • 日本司法支援センター・・・愛称 を「法テラス」といいます。法的なトラブルを抱えた人に対するサポートを行う機関です。無料相談の制度や,弁護士費用の立て替え制度などもあります。当事務所も登録弁護士ですので,利用することが可能です
  • 抵当・・・権利や財産を、借金などの保証にあてること。また、そのもの

 財務用語

次に財務用語です。財務とは資金の管理や運用などをすることで、会社が安定して成長していくために欠かせない知識です。

秘書は主に経営者などの経営を管理する人の補佐が主な仕事なので、重要な知識となります。こちらも気を引き締めて取り組みましょう。

  • 財務諸表・・・世間一般では「決算書」と呼ばれ、企業の財政状態や経営成績などを利害関係者に報告するために作成される書類をいいます。これは、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、株主資本等計算書などから構成され、一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されるものとされています
  • 損益分岐点・・・売上高を増減させた場合に、損失と利益が分岐する点で、利益がゼロとなる状態のことをいいます
  • 連結決算 ・・・親会社だけでなく、国内・海外子会社および関連会社を含めたグループ全体の決算方法のことです。連結決算では、企業グループ全体の貸借対照表や損益計算書を連結財務諸表として公開しています
  • 貸借対照表・・・「バランスシート(B/S:Balance Sheet)」とも呼ばれ、決算日など一定時点における財政状態を表す書類をいいます。これは、財務諸表の一つで、資産と負債と純資産の状況から、企業がどのようにして資金を調達し、どのように資金を運用しているかを把握することができます
  • 損益計算書・・・「P/L」とも呼ばれ、一定期間の収益と費用の損益計算をまとめた書類をいいます。これは、財務諸表の一つで、収益と費用と利益の3つの要素から成り立っており、企業の経営成績(損益状況)を知ることができます
  • キャッシュフロー計算書・・・現金の増減とその理由を示す役割があります。決算の期首にいくらの現金があって、期末にいくら残っているかという現金の流れが把握できます。キャッシュフロー計算書を確認すれば、現時点で手元にある現金の額を把握することができます

例題

次は用語とその意味の組み合わせである。中から不適当と思われるものを一つ選びなさい。

1) 外注 = 国内の工場をコストの安い海外に移すこと。
2) 増資 = 会社が新しく株を発行して資本金を増やすこと。
3) 年利 = 利子の支払期間を一年単位としたときの利率のこと。
4) 原価 = 製品を造るのに掛かった費用,または仕入値のこと。
5) 抵当 = 借金を返せないときのために差し出す品物や権利のこと。

解答1
「外注」とは,会社の仕事の一部を外部の業者などに委託(発注)することである。

まとめ

次回は一般知識の最後の項で税務用語と小切手に関する知識を解説します!

一般知識は社会人として知っておきたい用語も同時に学べるので、非常に役立ちます。

秘書検定取得に向けて一緒に頑張っていきましょう!

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