秘書検定とは?概要やメリットについてわかりやすく解説!

秘書検定

皆さんこんにちは

突然ですが「秘書検定」という資格をご存じでしょうか?

ビジネスマナー検定、ビジネス文書検定など様々なビジネス系の資格がありますが、今回は実践的な能力が身ににつく秘書検定について概要やメリットについてお伝えできればと思います。

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秘書検定の概要

秘書検定とは?

秘書検定とは、公益財団法人 実務技能検定協会が運営・実施している「ビジネス系検定」のひとつです。

文部科学省が後援している資格で、年間約12万人が秘書検定を受験しています。受験の際の受験資格はなく、どなたでも挑戦することができます。

どんな資格?

主に会社の役員や経営者の秘書として活躍するために、必要な能力について知識及び技能を問う検定試験です。階級は「3級、2級、準1級、1級」に分かれていて、難易度が一番高いのは1級です。

何が得られる?

秘書検定の資格取得の過程の中で、身につく知識、スキルは以下の5つです。

  1. 秘書としての仕事を行う上での資質
  2. 秘書の基本的な役割
  3. 社会的常識と経営管理に関する知識
  4. マナーや話し方、接遇などの知識、スキル
  5. 会議、文書作成、資料管理などの仕事を行う上の知識、スキル

これらの知識やスキルで得られるメリットをご紹介致します。

秘書検定のメリット

メリット1. 就職活動・転職で役に立つ

秘書としての仕事はもちろん、就職・転職活動の際にアピールすることもできます。

3級は入門的なレベルであり、言葉遣いや身だしなみ、基礎的なマナーなどについての問題が多いので、就職活動を進めるには2級以上を取っていると良いでしょう。

秘書検定2級以上を取得していれば、ビジネスにおいて必要なマナーや知識、一般常識が身についていると証明できます。
社会に出る前でもそのようなマナーや常識を身につけていれば、接客の機会が多いホテルスタッフやキャビンアテンダントなどの就職を目指す際に、一つの武器になります。

そして、準1級があれば、就職活動をより有利に進められるだけでなく、転職の際の武器にもなってきます。

余談になりますが、1級は現役秘書や大手の秘書課への就職を目指す人であり秘書としての専門的なスキルを磨きたい人が受けるレベルの資格になりますので興味のある方は挑戦してみると良いでしょう。

メリット2. 社会人として必要なマナーや常識を学べる

秘書検定では、ビジネスマナーや敬語などの話し方、社会常識などを学びます。
マナーが身についていて、丁寧な振る舞い、そして気配りができる人は、社内でも社外でも信頼され、仕事を円滑に進めることができます。

また、普段馴染みのない冠婚葬祭のマナーを身につけられ、プライベートでも秘書検定の知識やスキルを活かせるでしょう。
社内外の対人関係や業務を進める上でも役に立ち、相手に好印象を持たれる人物になることができます。

メリット3. 文書作成や電話対応の技術が身につく

就職をすると、文書作成や電話対応、メール作成の回数が増えます。
正しいビジネス文書の作成や、電話対応ができると、自身の印象が良くなるだけでなく、就職した後にスムーズに業務が進められます。

最近では、チャットやSNSで連絡を取り合うことが増えているため、正しい文章の作成や電話対応ができない人が増えている、という声も企業からは聞こえてきます。
会社に就職する前に文書作成や電話対応、メール作成の基礎知識を身につけておくと、将来必ず役に立つと思います。

メリット4. 仕事を進めていく中での適切な対応が学べる

秘書検定を学習する中で、仕事をする上で起こりうる状況に対して、自身で適切な判断ができる力が身につきます。
ビジネスで判断を誤ることは、会社にとって大きな損失に繋がる場合もあります。
よって、正しい判断をし、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を迅速に行う必要があります。

秘書検定の問題の中では、「こんなときどうする?」といったような状況判断が必要になる問題が多数出題されます。
そのような状況での「判断力」や「対応力」を培うことができる点もメリットのひとつです。

まとめ

秘書検定は秘書としての知識やスキルだけでなく、社会人としての基礎を学ぶこともできる大切な資格です。

皆さんも必ず社会人を経験する(している)のでこの資格を勉強して損することはないでしょう。
是非この機会に挑戦してみるのはいかがでしょう?

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