約束手形と電子記録債権・債務

簿記

みなさん、こんにちは。youtubeで簿記3級講座を展開しておりますが、それをブログでも紹介します。動画が良い方は下の動画をどうぞ。

Seepの簿記3級「03約束手形と電子記録債権・債務」

今回は約束手形と電子記録債権・債務を見ていきます。

手形という証書で代金を支払う場面や売掛金などを電子化する場面といった、なかなかイメージの湧きにくい場面です。少しずつイメージが湧くようになりましょう。

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約束手形

約束手形とは、「◯月◯日に××円支払うことを約束する手形(証券)」のことを言います。
代金の支払いを後払いにするためのテクニックのひとつです。

お金を払う人を振出人お金を受け取る人を名宛人といいます。

振り出すと、「支払手形」を貸方に記載します。負債が増えたからです。
逆に受け取ると、「受取手形」を借方に記載します。資産が増えたからです。

(例題)
商品100円分を仕入れ、約束手形を振り出した。

仕入の代金を支払うために約束手形を振り出したわけです。したがって、「支払手形」を貸方に記載します。
借方は仕入になります。

借方科目金額貸方科目金額
仕入100支払手形100

(例題)
約束手形の支払期が来たので、当座預金から支払った。

支払手形という負債がなくなるので、借方に記載をします。一方、当座預金という資産が減ったので、貸方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
支払手形100当座預金100

(例題)
商品100円分を販売し、約束手形を受け取った。

今度は手形を受け取りました。「受取手形」という資産が増えたので借方に記載をします。貸方は売上(収益)です。

借方科目金額貸方科目金額
受取手形100売上100

(例題)
約束手形の支払期が来たので、当座預金に入金があった。

「受取手形」という資産がなくなるので、貸方に記載をします。当座預金という資産が増えたので、借方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
当座預金100受取手形100

電子記録債権・債務

売掛金や受取手形をコンピューターに記録して管理する場面のお話です。

電子記録債権を発生させる請求(=発生記録の請求)を誰が行うかで2つに分かれます。

  • 債権者(権利者、受取る側)が請求=債権者請求方式
  • 債務者(義務者、支払う側)が請求=債務者請求方式

以下、具体例に沿って見てみましょう。

(例題)
商品100円分を掛で販売した。

借方科目金額貸方科目金額
売掛金100売上100

これは普通の仕訳です。

(例題)
売主から発生記録の請求をした。

その後、売主(債権者)から発生記録の請求をすると、このような仕訳となります。

借方科目金額貸方科目金額
電子記録債権100売掛金100

電子記録債権という資産が増えたので、借方に、逆に売掛金という資産がなくなるので、貸方に記載をします。

(例題)
電子記録債権が当座預金に入金された。

借方科目金額貸方科目金額
当座預金100電子記録債権100

入金されることにより、電子記録債権がなくなるので、貸方に記載します。一方、入金された分、当座預金が増えるので、借方に記載します。

今度は支払う場合です。

(例題)
商品100円分を掛で仕入れた。

借方科目金額貸方科目金額
仕入100買掛金100

これも普通の仕入時の仕訳です。

(例題)
買主から発生記録の請求をした。

借方科目金額貸方科目金額
買掛金100電子記録債務100

買主(債務者)から発生記録の請求をしました。

そのため、電子記録債務という負債が増えるので、貸方に記載をします。逆に買掛金がなくなりますので、借方に記載をします。

(例題)
電子記録債務を当座預金から支払った。

借方科目金額貸方科目金額
電子記録債務100当座預金100

電子記録債務という負債がなくなるので、借方に記載をします。その分、当座預金が減りますので、

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