簿記3級講座「現金等の貸し借り2」

簿記

みなさん、こんにちは。youtubeで簿記3級講座を展開しておりますが、それをブログでも紹介します。動画が良い方は下の動画をどうぞ。

Seepの簿記3級「05金銭等の貸し借り2」

前回に続いて、現金等の貸し借りの場面を見ていきましょう。

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立替金・預り金

従業員の支払を立て替えた場合に「立替金」という勘定を使用します。

(例題)
従業員の家賃500円を現金で立て替えた。その後、給料(1,000円)から差し引いて回収し、給料は現金で渡した

建て替えた分は後で返ってくる資産なので、借方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
立替金500現金500

給料から差し引くことで立替金が回収されました。資産が減るので、貸方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
給料1,000立替金
現金
500
500

従業員に給料を支払う際、源泉所得税を差し引きます。その場合に「預り金」という勘定を使用します。

(例題)
従業員の給料(1,000円)から源泉所得税100円を差し引き、現金で支払った。預かった源泉所得税は後日現金で税務署に納付した。

借方科目金額貸方科目金額
給料1,000現金
所得税預り金
900
100

預かった源泉所得税は、後日税務署に納付する負債です。したがって、貸方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
所得税預り金100現金100

税務署に納付することによって、預り金という負債がなくなります。したがって、借方に記載をします。

従業員に給料を支払う際、社会保険料を差し引きます。その場も「預り金」を使用します。

(例題)
従業員の給料(1,000円)から社会保険料100円を差し引き、現金で支払った。

借方科目金額貸方科目金額
給料1,000現金
社会保険料預り金
900
100

(例題)
預かった社会保険料100円に会社負担分100円を加えて当座預金から納付をした。

社会保険料は、本人負担分と会社負担分があります。会社負担分については「法定福利費」という費用になります。

借方科目金額貸方科目金額
社会保険料預り金
法定福利費
100
100
当座預金200

仮払金・仮受金

用途・金額が確定する前に支払われる・受け取る金銭のことを言います。

支払う場合を「仮払金」受け取る場合を「仮受金」と言います。

(例題)
出張旅費として、現金300円を概算払いした。

仮払金は、後で返ってくる可能性もある資産です。したがって、貸方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
仮払金300現金300

(例題)
出張が終了し、旅費として500円使用したことがわかったので、不足分を現金で渡した。

旅費は費用ですので、貸方に記載をします。そのうちの300円は仮払金を使用したため、仮払金という資産が減るので、借方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
旅費500仮払金
現金
300
200

商品券・他店商品券

お店独自の商品券を発行する場合があります。発行した場合やお客様が使った場合の処理を見てみましょう。

(例題)
自社の商品券1,000円を発行し、代金は現金で受け取った。

借方科目金額貸方科目金額
現金1,000商品券1,000

商品券は、後日サービスを提供する義務(債務)なので、負債として貸方に記載をします。

(例題)
500円の商品を売上げ、代金は商品券で受け取った。

借方科目金額貸方科目金額
商品券500売上500

商品券が使用されることにより、負債が減るので、借方に記載をします。

(例題)
500円の商品を売上げ、代金は他店の商品券で受け取った。

他店の商品券での支払いを認めているケースもあります。
他店商品券は、後でその店からお金を受け取ることができる権利=資産なので、借方に記載をします。

借方科目金額貸方科目金額
他店商品券500売上500

(例題)
他店商品券500円と引き換えに現金を受け取った。

借方科目金額貸方科目金額
現金500他店商品券500

他店から支払いを受けると、他店商品券という資産はなくなりますので、貸方に記載をします。

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